旅と料理と日々のこと From ハワイ


by madame-ym
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戦争

 きょうは広島に原爆を落とされた日です。
 毎年この時期になると、戦争関係のTV番組が多くなります。
普段能天気に暮らしている私ですが、1年に一度くらいは平和について考えてもいいかなと思い、結構積極的に見ています。
 戦争の悲惨さを数字や映像で見るよりも、個々の方の体験談が一番身近に感じられ、涙無くては見られません。特に先日おばさんのだんなさんが大和に乗っていて亡くなったと聞いてから、益々身近に感じられ関心が深くなりました。なんだか戦艦大和って日本人の郷愁を誘いますよね?

 私、戦後生まれなのですが、なんだか戦争の記憶があるのです。防空壕に隠れていて、空襲があり、ひゅるひゅるっと爆弾が落ちてとても怖い思いをした記憶なのです。(爆弾が落ちる音がとてもリアルなのです)でも子供のころ見た映画の「大魔人」に追いかけられて逃げ惑う記憶もあるので、小さいとき見た映画かTVで心にインプットされてしまったのかもしれませんが・・・。

 広島といえば私の尊敬する秋葉忠利広島市長が今年も平和宣言しましたが、秋葉さんはアメリカに住んでいた頃「秋葉プロジェクト」という活動をなさっていました。アメリカの地方のジャーナリストを広島に招待して記事を書いてもらうという活動です。アメリカ人は学校で「原爆を落としたお陰で戦争が早く終わった」と習います。ですから原爆を落としてよかったと考えている人が多いのです。広島の原爆資料館を見てもらえば、核爆弾がどれだけ悲惨なものか少しは解ってもらえると思います。(その点でも日本の小中学校のどちらかの修学旅行は広島にするべきと思うのですが・・・)

 昨日の番組でもアメリカ人(原爆を作った科学者とか教育のあり方)に腹を立てていた私ですが、アジアの国に対しては日本は逆の立場なのだということも考えました。
 昔ヨーロッパを旅行していたとき、韓国人によく声をかけられました。私は目が丸くて垂れているので韓国人には見えません。「日本人でしょ?」と日本語で声をかけられるのですが、当時は韓国は海外旅行が自由化されていなくて(随分昔でしょ)、海外で会うのはビジネスマンが多かったです。で、皆さん日本語で話しかけてくるので「日本語お上手ですねー」と褒めたところ、おじさんたちは一瞬黙って顔を見合わせて「私達の時代はみんな日本語を習わされたのです」と言いました。今だったら習わされたという意味がわかっているのですが、当時は社会問題にもなっていないし、私も学校では習わないので知らなくて「えーそうなんですかー?すごーい!」なんて馬鹿みたいな返事をしていました。義務教育で英語を習わされてることと同じ意味だと思ったのです。本当に恥ずかしい・・・。
 また、中国へ行ったときも何も知らないで「盧溝橋」に観光に行きました。日本軍の残虐行為の記録にびっくり!そんなところだと全く知らないで行ったのです。シンガポールへ行った時も同じような体験をしました。
 それを見てから学校で習えなかったいろいろなことに関心ができました。

 過去のことなので、いまさらどうしろといわれても困るのですが、こんな事があったと心に留めておかなければならないことだと思います。
 盧溝橋の日本軍人だって戦争の前は普通の人だったかもしれません。戦争という異常事態が人を変えてしまうのでしょうか?日本人皆がそうじゃないんです!!アメリカ人だって同じ教育を受けているのに核に反対している人はいっぱいいます。
 私達にできることは、年に一回でもいいから平和のありがたさを実感して、絶対戦争をしてはならないと再確認することでしょうかねえ。

 いろいろ重い話になっちゃいましたけど、今日と終戦記念日くらいは平和のありがたさを考えましょう!!戦争で誰かが死ぬのは嫌です・・・。

 
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by madame-ym | 2005-08-07 00:09 | 徒然